HONDA VF1000F ラジエーター改造、製作

HONDA VF1000Fラジエーター改造、製作です。
神奈川県からありがとうございました。

型式#SC15
お預かり時
エンジン側
HONDA VF1000F Radiator
フロント側
HONDA VF1000F Radiator

ND NIPPONDENSO 製
#24500-1230
HONDA VF1000F Radiator
今時のバイクは、オールアルミがほとんどですが

真鍮タンクの銅コア製
年数も経っていますので、開けてみるとコアが詰まっている物も多いです。
通常は、普通にサイドタンクを再利用し
コア部分の新品交換だけの作業で終わることが多いですが

ご要望でコア増しする事に、
純正は、2層ですが3層にコア増しするには
タンクまで製作しないと3層コアが取り付きませんので
HONDA VF1000F Radiator
タンクも製作、上下のブラケットは再利用しまして
HONDA VF1000F Radiator
完成
HONDA VF1000F Radiator

当時は、中免以上は、教習所も無く
限定解除、大型バイクのハードルが高かった為に
排気量の大きなバイクは、輸出向けが多く
台数は少ないと思いますが

ホンダVF1000F、1000Rなどのラジエーター
冷却水(LLC、クーラント漏れ)オーバーヒートなどの
トラブル、今回のようなコマ増し改造なども
お気軽にお問い合わせください


その他, 修理 4月 13th 2021

タテグロ (GLORIA) 銅3層ラジエーター修理、改造&ウォーターパイプ製作 

タテグロ (GLORIA) 銅3層ラジエーター修理、改造&ウォーターパイプ製作です。
地元、愛知県の業者さまから、いつもありがとうございます。

お預かり時
かなり以前に
もう3層改造されてまして
タテグロ (GLORIA) 銅3層ラジエーター修理&ウォーターパイプ製作 

されてますが、古いのでコア部分を新品交換
この当時のラジエーターのフィラーネック
大きなタイプの物が取り付いていますが
お客様の要望で小さなタイプに変更

小さな穴を大きくするのは比較的、簡単ですが
大きな穴を小さくするのは、一工夫必要です。

フィラーネックを小型のタイプが取り付くようにに
いつも通り、分解後、新品コアで組み上げまして
圧力掛けて、漏れの無いのを確認し、塗装したら
完成

タテグロ (GLORIA) 銅3層ラジエーター修理&ウォーターパイプ製作 

タテグロ (GLORIA) 銅3層ラジエーター修理&ウォーターパイプ製作 

同時にお預かりした
鉄管のウォーターパイプは、真鍮で作り直し
タテグロ (GLORIA) 銅3層ラジエーター修理&ウォーターパイプ製作 
いわゆる完コピしまして完成

ラジエーター冷却水(LLC、クーラント)漏れ修理はもちろんですが
今回のような改造、パイプ製作などの
出来ない物は、無理ですが
可能な物であれば、お気軽にお問い合わせください。


その他, 修理 4月 6th 2021

Lamborghini Countach(カウンタック)燃料タンク修理

Lamborghini Countach(カウンタック)燃料タンク修理です。
LP400なのかLP500なのか?詳細は不明

関西のお客様から、いつも、色々な車両をありがとうございます。
もちろんガソリンですが、
かなり丁寧に洗って来て頂きまして、全くガソリン臭くなく、
安心して作業出来るレベルでして、本当に助かります。

預かり時は、
Lamborghini Countach FuelTank
アルミの燃料タンクでして、40年も前なのに流石スーパーカー
アンダーコート?よく分かりませんが
全面に塗られてまして
剥がすだけでも一苦労仕様。。。

作業しながら、手の空いてる人が剥がすスタイルで
なんとか剥離。。。

ようやくアルミ地に
天井面
Lamborghini Countach FuelTank
裏側
Lamborghini Countach FuelTank
側面
Lamborghini Countach FuelTank
側面
Lamborghini Countach FuelTank

漏れてる箇所は
底面
Lamborghini Countach FuelTank

側面の底面側
Lamborghini Countach FuelTank

内側からの腐食では無く
外側から腐食している雰囲気

当初、切り繋ぎたく無いので
一面を交換のお話でしたが
腐食している悪い箇所が、複雑に曲げられた底面、側面、天井面と
曲げを含めた3方向、一枚の板の折り曲げで作られてまして。。。

7〜8割作り変えることになり、作業も大変ですし、価格も、かなりうpってことで
悪い2面を切り張り替えることに

とりあえず2面カット
Lamborghini Countach FuelTank
製作途中に内側から仕切り板を部分的に溶接されてまして
意外に難儀。。。

板を切り出しまして、リブを付けまして 強度は出ますが意外に歪みます。。。Lamborghini Countach FuelTank
内側からの仕切り板の溶接部分は
とても内側から溶接出来ませんので
あらかじめ、仕切りの返り箇所に穴開けときまして

Lamborghini Countach FuelTank
外側から同時に溶接
張り替えた箇所を全周溶接して
漏れの無いのを確認して完成
Lamborghini Countach FuelTank

それなりに?違和感無く修理出来たのでは無いでしょうか
Lamborghini Countach FuelTank
当時としては、最新?
交流のTIG溶接でアルミタンクを作るっていう
流石、スーパーカー、カウンタックの燃料タンク修理なども
ガソリンが残ってなく、綺麗に匂いもなく洗浄された状態であれば
修理可能ですので
お困りの業者さま、オーナー様など
お気軽にお問い合わせください。


その他 4月 2nd 2021