BMW 3.0CS A/Cホース修理

BMW 3.0CS A/Cホース修理です。

神奈川県の業者さまから、ありがとうございました。

お預かり時
BMW 3.0CS A/C Hose
ホース5本と2個付いているというレシーバータンクもオーバーホール

通常のA/Cホースは、基本的にはホースの太さ(内径)で口金のサイズが決まってきますので
同じサイズの口金が付きますが
サイズの異なる口金が付いてまして片側のホースに差さるタケノコ箇所を改造しまして
口金、ホース、カシメ全て新品で製作

後から送られてきたパワステホースも新しいホース、カシメで加締めまして
一番右が、パワステホース
BMW 3.0CS A/C Hose

レシーバーのオーバーホールの為に
切り開きましたら
BMW 3.0CS A/C Liquidtank
まさかの、カラ。。。何も入ってません
液化したガス?液状冷媒を一旦溜める為のタンクだから?だから名称はリキッドタンクなんですけど
何も無いのは初かも?

通常は、ドライヤー(活性炭)だったり、フィルターや長いパイプが付いたりするんですが
もう一つ付くリキッドタンクには付いているのか?全く不明ですが

お客さんに話したらドライヤー入れといてって事で
よくあるリキッドタンク(レシーバータンク)風に改造

もちろん中も綺麗に
BMW 3.0CS A/C Liquidtank
パイプも追加して、ドライヤー入れまして
TIG溶接して
窒素で圧力掛けて
漏れの無いのを確認して

完成
A/Cホース、パワステホース、ガス漏れ、オイル漏れでお困りの業者さま
リキッドタンク(レシーバータンク)オーバーホールなども
お気軽にお問い合わせください。


VEMAC(ヴィーマック)ラジエーター修理

VEMAC(ヴィーマック)ラジエーター修理です。
RD180?、RD200?詳細は、不明ですが
イギリスの事業家と日本の某企業さまとが協力して設立し販売された車両のようです。

某企業さま、ありがとうございました。
お預かり時
エンジン側
VEMAC Radiator
どことなくロータスっぽい作りです。
VEMAC Radiator
フロント側
何故だか、塗装が剥がされてますが、元は黒のはず

アチコチにアルミのパネルが、リベット留めされてます
それらを分解し新しいコアで組み上げまして

圧力掛けて漏れの無いのを確認したら
黒塗装して
完成
VEMAC Radiator

VEMAC Radiator

なかなかお目に掛かることの無い
少量生産車両のラジエーター修理なども
お気軽にお問い合わせください。


修理 4月 11th 2023

Mercedes-Benz(ベンツ)Gクラス W460 燃料タンク修理

Mercedes-Benz Gクラス W460 燃料タンク修理です。
以前にも同じ形状の燃料タンクを修理した事がありますが、今回の方が重症でして。。。
大袈裟な作業です。。。

お預かり時
裏側、底部
すでに洗浄済みでハンダで補修されていましたが
Benz G-Class W460 FuelTank
腐食の酷い下側を大きく、ほぼ全面切り落として切り繋ぎます。。。

リブ付けるビードローラーは、貸したのか?あげたのか?分からないような不思議なレンタル状態なので
ボンデ板に下書きして埼玉県に送りまして、作業してもらって送り返してもらうスタイル

大きく切開したら
Benz G-Class W460 FuelTank
六角ソケットが、刺さったままですが
ドレンコック箇所の内側がコレクタータンクになってまして

Benz G-Class W460 FuelTank
燃料が少ない状態で急勾配、カーブなど遠心力が掛かった状態なのでも
しっかりとエアーを咬まずにガソリンを吸えるようにカップ状になってまして、何故か樹脂パーツで
その箇所に繋がる配管も製作。。。

予想を上回る、面倒な状態。。。でしたが
なんとかカタチに
Benz G-Class W460 FuelTank
漏れの無いのを確認したら
予想外の上側も溶接とパテで止められてまして。。。
そこも切り繋ぎ。。。

旧塗装も剥離、塗装しまして完成
Benz G-Class W460 FuelTank

Benz G-Class W460 FuelTank

燃料タンク修理、ここまで作業するとそれなりの費用が掛かりますが
作業時間的に言ったら、安いはず。。。
ほぼ、こんな事も出来ますよ的な感じですので
時間にも、余裕があって、費用にも、とやかく言われない方

ガソリンタンクの作業は、引火すると大惨事に繋がる危険な作業です。
錆びているのは特にガソリンが抜けづらく
これでもか位の必要以上の水洗い、時間があれば数日間、天日干しなどして頂いて
切開の時はサンダーで火花出ますし、溶接などしますのでガソリンタンク触るのはとにかく危険です。

実際に酷い目、痛い目見た人を知ってるだけに
ガソリンタンク修理は、本当はやりたく無い作業ですので
本当に困った方だけお問い合わせください。


その他, 修理 4月 7th 2023