y1953 BANDINI 750S(バンディーニ750s)燃料タンク修理です。
地元、愛知県の業者さまから、いつもありがとうございます。
お預かり時

材質は、真鍮
給油口、ドレン、燃料ゲージ取り付け箇所などは
全てハンダ付け
もちろん、ガソリンです。。。危険です
錆びさせない為の真鍮製と思いますが、比重は鉄よりあります
薄い材料なのでそこまで重くは無いですが
その錆びない筈の真鍮製の燃料タンクですが
底面。何かにヒットさせたのか?ジャッキアップか?
凹んで割れてまして
水洗いと、某溶剤で念入りに洗浄

丁度、中の仕切りのある箇所で内側から叩き出すにもし辛い場所

デントリペアの様に上手くありませんが
ゲージの付く開口部、内側から叩きまして
それなりに形を戻して修理
真鍮板をハンダ付けしたパッチでも直りますが
深く割れているので銀ロウ付けでピンポイント修理
何度も洗浄してからの作業ですが、ガソリンタンクを相手に
火を使っての作業は、本当に心臓に悪いです。。。
亀裂に銀ロウを流し込む様に付けまして
漏れの点検
漏れの無いのを確認したら
水を抜き、水分が無くなるまで乾燥させまして
完成

真鍮で製作された燃料タンク
なかなかお目に掛かることは少ないですが
ガソリン漏れ修理、お困りの業者さま
危険を伴う作業となりますので決して安くはありませんが
しっかりと洗浄後にご発送お願いします。
Ford Cortina(フォード コルチナ)オールアルミラジエーター修理です。
群馬県からお持ち込みありがとうございました。
コルティナなのかコルチナなのか?カタカナ表記あるある
イギリスフォードで販売されていたMK1〜MK5まであって
ロータス製のエンジンの ロータス コルティナもあるみたいです。
お預かり時

オリジナルとは違う
アフターパーツ、社外品ですが、純正に忠実な作りで
フォード車両に多く使用されるラジエーター形状
60年代あたりのマスタングなどのラジエーターそっくり

センサーは、欧州車に多いM22

年末にお預かりし、バタバタしていたせいで
少しお時間いただきましたが
黒く塗られていますが
オールアルミラジエーター、分解、剥離後

立ち上がりの高いプレート、蓋の様なアッパータンク 510がパクった仕様
採寸がシビアですが
TIG溶接で組み上げまして

圧力掛けて
漏れの無いのを確認し

元々の雰囲気の
黒塗装を行いまして


完成
コルティナ ラジエーター
純正の材質は、真鍮タンク、銅コアですが
社外品のオールアルミラジエーターの
冷却水、LLC、クーラント漏れ、内部詰まり
オーバーヒートなどのトラブル等でお困りの業者さまなど
お気軽にお問い合わせください。
y1935 Ford オールアルミラジエーター修理です。
地元、愛知県の業者さまから、お持ち込みありがとうございました。
お預かり時

もちろん純正品では無く
アフターパーツの社外品のオールアルミラジエーター

オールアルミラジエーターのアルミタンク
割と凝った造りです。プレスラインもあり
内側から溶接して、削ってこの形にしています。
オールアルミラジエーターに多い
コア部分の根付け箇所からの漏れ。。。
よく樹脂タンクだから割れるのでアルミタンクにして欲しいって相談を受けますが
割れ辛くはなりますが、タンクより先にコアから漏れてしまって
ワンオフ製作で高額になるのにタンク交換も出来ずにまた、高く付くという。。。
分解し、このタンク、ブラケットは再利用して
コア部分の新品交換

珍しい箇所でTIG溶接、採寸と、削りも含め
精度よく行わないと、大変です。。。
コア交換を終え、ブラケットを取り付け前に
漏れの点検を行いましたら
下側の取り付けのタンク箇所が割れてまして。。。
ステーの溶接箇所を削って外して、溶接で漏れを止めてから
ステーを溶接、点検くんを繰り返しまして
両サイドのブラケットを取り付け、また点検し
軽く磨いて、完成


オールアルミラジエーターの
コア部分からの冷却水(LLC、クーラント)漏れ修理
溶接を削り落とし、新品のコアと交換可能ですが
楽な作業ではありませんので
円安ですが新品が、安く売られている場合などは、そちらをお買い求めください。
新品が高額、この形状のタンクじゃ無いと、って
業者さま、通常の修理と比べるとお時間いただきますが
お問い合わせください。