1959 Chevrolet IMPALA(59インパラ)ヒーターコア修理

1959 Chevrolet IMPALA(59インパラ)ヒーターコア修理です。
地元、愛知県の業者さまから、ありがとうございました。

インパラ59、60、61 までのヒーターバルブ付きのタイプ
1959 Chevrolet IMPALA(5 インパラ)ヒーターコア修理

ワイヤーでオン、オフを切り替える構造ですが

ヒーターコアのコア交換を行ってバルブを付けると
バルブ箇所から漏れてくる事が多く、バルブを他の箇所に付けてもらい
直結したりしていましたが、実は、以前から気になってまして

この構造を維持しながら修理が出来ないかと。。。

国産の新品のバルブを移植で進めようと構造を確認しましたら
国産車は、ワイヤーを引くとバルブが開きますが

インパラのヒーターバルブは、
スプリングなどを使用し
引くと閉まって、押すと開く逆の構造でして

1959 Chevrolet IMPALA(5 インパラ)ヒーターコア修理
散々悩んで純正の部品を再利用しながら、バルブコア、外の真鍮のケースだけを
新品に交換する事に。。。
曲がりのパイプ、箱状のレバーなどは再利用

ワイヤーの掛かる位置などはそのままで
オン、オフの切り替えもそのままで使用出来る、仕様に

軸の長さを調整したり、カシメ箇所などを移植して
見た目は、純正、漏れに関わるカシメやOリングなどは新品になるので
当分は、大丈夫と思います。

ハリソンタイプと呼ばれるコアも耐久性が低くコア、タンクの接着面も微妙なので
最近は、コア交換の方法を変更しまして

組み上げて
漏れの点検。オン、オフの動作確認しまして

1959 Chevrolet IMPALA(5 インパラ)ヒーターコア修理

タンク箇所だけ塗装して
完成
1959 Chevrolet IMPALA(5 インパラ)ヒーターコア修理

今回はバルブのレバー箇所が
正常に機能していましたので、無事に完成しましたが
バルブ自体が機能不全だと難しいかも分かりませんが

1959 Chevrolet IMPALA(5 インパラ)ヒーターコア修理

よく見ないと誰も気付かないと思われる感じで作業出来まして
インパラ、バルブ付きのヒーターコア修理

ご困りの業者さまなど、状態などにもよりますが
お気軽にお問い合わせください。

ヒーターコア 10月 27th 2025

TOYOTA CROWN MS110(トヨタ クラウン)MS110 エバポレーター修理

TOYOTA CROWN MS110(トヨタ クラウン)MS110 エバポレーター修理です。
正確には、MS112
静岡県の電装業者さまから、いつもありがとうございます。

お預かり時
TOYOTA CROWN MS110 Evaporator

この辺りの年式のトヨタに多いEPR(エバポレータープレッシャーレギュレーター)は
R134の圧力に耐えれず漏れ出すようで、あんなの全部外すって仕様でして

TOYOTA CROWN MS110 Evaporator

エキパンからEPRに繋がる細長いパイプが出ていますが
こちらも無いエキパンに変更します

ついでに圧力で壊れて漏れ出すデンソーの圧力スイッチ
#113440-0080 も
高圧に耐えれる#113440-380380 に仕様変更
TOYOTA CROWN MS110 Evaporator

今後は、こちらに変更していきます

コア部分、エキパン、圧力スイッチ、各Oリングを新品に交換しまして
窒素で圧力掛けて漏れの無いのを確認し
完成

TOYOTA CROWN MS110 Evaporator

トヨタ クラウン MS110系、俗に言う、オニクラ
エバポレーター、ガス漏れなどでお困りの業者さまなど
お気軽にお問い合わせください。

A/C エバポレーター 10月 23rd 2025

FIAT 900T(フィアット900T)ラジエーター修理

FIAT 900T (フィアット900T)ラジエーター修理です。
福岡県の業者さまから、いつもありがとうございます。
年式不明ですが、70年代?
プルミーノ?900T なかなか可愛い車両です。

リアエンジンの車両で、ラジエーターも後ろの筈

フィンピッチは細かいけど、チューブピッチは粗い
プレートフィンのコアから、ウェーブフィンの冷却性能の高い
コルゲートコアに交換と

キャップの付くフィラーネック交換

リビルト、完成後

FIAT 900T Radiator

元々は、深いタイプのフィラーネックです欧州車や東京ラヂエーターなんかでもありますが
キャップはあるけど、受け側の新品の真鍮フィラーネックが無いので

一般的な深さのキャップが付けれるように通常のフィラーネックに交換しますが
フローパイプがφ8 では無く太いので改造

FIAT 900T Radiator
組み上げて
圧力掛けて漏れの無いのを確認し塗装して完成

なかなか希少な車両とは思いますが
フィアット900T ラジエーター冷却水(LLC、クーラント)漏れ
コア内部詰まりなどでのオーバーヒートなどのトラブル
冷却性能を上げたいなど

お気軽にお問い合わせください。

修理 10月 22nd 2025