KTM 690SMC ラジエーター修理です。
東京の業者様から、ありがとうございました。
バイクのラジエーターに多い振動によるチューブの裂けるのを防ぐ為に
対策がされてまして
片側は、無垢棒が溶接され
もう片側は、ブレス的な補強が、多いのだと思います、漏れが。。。
この補強でも漏れるのか?と思いましたが
電動ファンが、擦れて
チューブに穴が空いてまして。。。
ロウ付けで修理
接着剤などでも一時的には、直りますが、まず再発し
その時のロウ付け作業の邪魔になるのでやめてください
真面目に直る物も直らなくなります。
丁度、同じ頃、詳細は聞いて無いですが
同業者で直したけど、再発したっていうMVアグスタ F4のラジエーターが着まして
よく見ると
がっつり、接着剤。。。
剥がして見ると
漏れ箇所の両側に大きな穴を開けて奥まで接着剤盛り盛り。。。
ご丁寧に
裏側からも大きな穴を開けて接着剤。。。
アセチレンの火でいつまでも燃えて煤(スス)が出る始末。。。
ただでさえ綺麗な状態じゃないとアルミはロウ付け、溶接なんて出来ませんので
マジで最悪です。
諦めて
両側のタンクを切開してパイプを止める作戦に変更しましたが
ここまで接着剤が到達してまして。。。ある意味、器用で凄い技術ですが、
作業するには本当に、最悪です、器用ですが、努力の方向を間違ってます
この接着剤に相当苦しめられまして、何もしなければ、すぐに直るのに。。。
チューブの両側をロウ付けし、タンクをロウ付けしても
接着剤のせいで、しっかりとロウ付けが出来ず、まだ漏れる始末。。。
この修理、通常は、どちら側から漏れてるのか?の判断すら出来ませんが
両側の大きな穴のおかげ?で漏れてる側が分かりまして、これだけは不幸中の幸い。。。
今後の作業の糧にします。
漏れてる側が分かったのでコアのチューブを切断し、根付けをロウ付け
とんでも作業のおかげで、時間も労力も掛かり苦労しましたので、当然、価格も上がります。。。
同業者とも呼べない、接着剤職人の作業でお困りの業者様など
悪化する前に
お気軽にお問い合わせください。 腹立つんで今後もこの手の作業は晒しますので